【徹底解剖】企業で働く産業看護師の求人

産業看護師の求人の中には、工場関係のメーカーの大企業の募集もあります。メーカーの募集で、工場の医務室などに勤務する場合には、機械によるケガの処置のできる人材を求める傾向があります。たとえば、操業中に機械に挟まれて指を切ってしまったとか、誤って機械の上や2階から転落してけがをした、熱唱を受けたなどの外傷を負うリスクがどうしても高くなります。

 

そこで工場系の大企業の産業看護師に求められる条件として、1次的や2次的な外傷に関する看護治療が的確にできる人材が必要とされます。熱傷や骨折、指の切断などの大けがを抱えている人の処置をすることが多いです。このような処置はいかに早くできるかどうかで助かるかどうかが決まってきます。場合によっては命にかかわるような大けがの可能性がありますので、迅速に的確な処置をする必要があります。

 

また危険物を取り扱っている工場も多いです。そこで劇物や毒物の取り扱いの資格を持っている人を求める傾向があります。

大手企業を中心として産業看護師の募集が増えてきているものの、病院やクリニックと比較すると求人数は少ないです。なぜかというと、一つの案件当たりの採用する人数が少ないからです。大企業でも産業看護師の配置は1人という所が多く、多くても2人程度と思った方がいいです。

 

このため、なかなか求人や募集がそう出ていないと思った方がいいです。産業看護師をピンポイントで探そうと思っているのであれば、長期戦になる可能性が高いです。

 

また看護師が1〜2人で、大企業の全従業員の健康管理をしていく形になります。大企業になると数十人とか、数百人の従業員の健康管理を一手に担うという形になります。このため、それなりの看護師としてのキャリアやスキルを持っている人でないとなかなか採用されないと思ってください。新卒や第二新卒の看護師の中には、産業看護師への就職や転職を希望している人もいるでしょう。しかしなかなか見つかりにくいと思った方がいいでしょう。

看護師の中には、今まで病院やクリニックでずっと仕事をしてきたという人もいるでしょう。その場合、産業看護師として会社に転職すると最初の内は勝手が違うので戸惑いを覚えることもあるかもしれません。特に産業看護師に対して会社の求めることとして、ビジネスマナーがあります。

 

たとえば、会社には得意先やクライアントなどからの問い合わせの電話も頻繁にかかってくる可能性は高いです。この電話応対に関しても、ビジネスマナーがあります。その他には、名刺の交換はビジネスマンとしては必須のスキルといえます。名刺交換のやり方についてもマスターしておくべきといえます。上司や来客があった場合、尊敬語や丁寧語、謙譲語の使い方がおかしくないように注意する必要もあります。

 

特に大企業の場合、皆さんの立ち振る舞いのイメージが会社全体のイメージに直結する可能性もあります。そのようなことも意識して、来客があった場合にビジネスパーソンとして恥ずかしくないマナーを身に着けることは大事です。

大企業の中には、いわゆるデスクワーク系の仕事を中心とした会社があります。デスクワーク系の企業に産業看護師として就職したいのであれば、まず全従業員の健康状態を把握しておく必要があります。大企業になると従業員もかなり多くなりますので、コンピューターを使ったデータ管理をするのが一般的です。そこでパソコンスキルが要求されると思っておくべきです。

 

従業員が多いと、産業看護師に求められる能力も多岐にわたります。たとえば従業員の中には、持病を持っているとか、疾患の兆候のある人もいるかもしれません。その場合には、健康の指導が必要です。指導するにあたっての幅広い知識やコミュニケーション能力も要求されます。

 

デスクワーク系の企業に就職する場合には、メンタルヘルスケアのできる人材が求められる傾向があるので注意してください。会社の人間関係や仕事へのプレッシャーなどで精神的なストレスがたまっている人も多いです。そのような人の心のケアのできる人材が必要とされます。

産業看護師の募集は、大手企業を中心に徐々に出てきています。このような求人に応募する場合には、細かな情報をしっかりと確認すべきです。大手企業が直接募集している案件もあれば、派遣会社を通して募集しているケースもあります。後者の場合、派遣社員扱いで募集されているので、時給制で給料は決まりますし、期間限定の雇用になります。定期健康診断の時期のような人手が必要な時に集中して募集される傾向があります。

 

また企業が直接募集している場合も正社員のケースもあれば、契約社員も少なくありません。契約社員の待遇は正社員と一緒ですが、期間限定となります。契約社員の場合、契約が満期に近づくと期間を延長してくれるケースもありますので、確認をすべきです。正社員だけの募集ではないことに注意してください。

 

このように産業看護師の求人には、いろいろなスタイルの募集があります。ですから、どこに就職するかということに関しては慎重にチェックをする必要があります。


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